【MIUI 14】【Android 13】コントロールセンター(クイック設定)の使い方とカスタマイズ

2023年10月16日

 コントロールセンター(クイック設定)とは、主にその機能の「ON」/「OFF」をタップすることで切り替えることができる「アイコン」の集合体で、【MIUI 14】の場合、2つのスタイル「古いバージョン」と「新しいバージョン」があり、どちらかを選択することになります。

 ユーザーは、この「アイコン」をタップしたり、長押しすることで、どの場面からでも素早くその機能を使いこなすことができます。

1.コントロールセンター(クイック設定)のスタイル

 冒頭にも述べましたが、コントロールセンター(クイック設定)には、「古いバージョン」と「新しいバージョン」の2つのスタイルがあり、【設定】⇒【通知とコントロールセンター】⇒【コントロールセンターのスタイル】からどちらかを選択することになります。

2.「新しいバージョン」のコントロールセンター(クイック設定)

 こちらは、MIUI独自の仕様と思われ、【Android 12】以降と比べて、かなり斬新で使い勝手は数段優れていると感じます。
 ここから、スマートデバイスのコントロールもできます。

1)開く方法(出し方)

 最も一般的な方法は、ステータスバー上の右側を下方向にスワイプすると、コントロールセンターの1ページ目を開くことができます。

 他の方法としては、
「アクセシビリティメニュー」の「トグル」ボタンをタップします。
指紋センサー(電源ボタン)をダブルタップします。※【Redmi Note 11 Pro 5G】のみ機能
・一旦【通知シェード】を開いて、左方向にスワイプすると、コントロールセンターを開くことができます。

2)アイコンの追加/削除/並べ替えをする方法

 コントロールセンター(クイック設定)の右上にある「編集」ボタンをタップすると、アイコンの追加/削除/並べ替えができるようになります。

アイコンの追加:アイコンの右上にある「+」タップします。
アイコンの削除:アイコンの右上にある「ー」タップします。
アイコンの移動:アイコンを長押しして、ドラッグ&ドロップします。

最後に「完了」をタップします。

3)スマートデバイスの追加

 【設定】⇒【通知とコントロールセンター】⇒【追加カード】⇒「スマートホーム」を有効にします。

※この機能を利用するには、「Google Home」アプリをインストールする必要があります。

3.「古いバージョン」のコントロールセンター(クイック設定)

 こちらは、【Android 11】までの「クイック設定パネル」とほぼ同じ仕様になっているので、少しはお馴染みのあるレイアウトになっています。

1)開く方法(出し方)

 ステータスバー上(どの場所でもOK)から下方向にすると、5つのコントロールアイコン(+通知シェード)が表示されます。さらに、下方向にスワイプすると、フルのコントロールセンター(+通知シェード)の1ページ目が表示されます。

 他の方法としては、「アクセシビリティメニュー」の「通知」ボタンをタップすると、5つのコントロールアイコン(+通知シェード)が表示されます。

2)アイコンの追加/削除/並べ替えをする方法

 左方向にスワイプして最後のページに「編集」ボタンをタップすると、アイコンの追加/削除/並べ替えができるようになります。

アイコンの追加:下のエリアにあるアイコンを長押しして、上のエリアまでドラッグ&ドロップで移動します。
アイコンの削除:上のエリアにあるアイコンを長押しして、下のエリアまでドラッグ&ドロップで移動します。
アイコンの移動:アイコンを長押しして、ドラッグ&ドロップします。

4.「古いバージョン」と「新しいバージョン」との違いまとめ

項目古いバージョン新しいバージョン
レイアウト【Android 11】準拠のレイアウト
※通知シェードと対になっています。
MIUI独自のレイアウト
※通知シェードは独立しています。
ステータスバーからの開き方下方向にスワイプして、クイックコントロール上をさらに下方向にスワイプ右側を下方向にスワイプ
すべてのアイコンを表示する方法ページを左右にスワイプページを左右にスワイプ
アイコンの追加/削除ドラッグ&ドロップ方式アイコンのタップ方式
デバイスコントロールできないできる

5.コントロールセンター(クイック設定)から操作できる機能

 では、どのような機能が「コントロールセンター(クイック設定)」から利用できるのか見ていくことにします。

アイコンの名称タップしたときの動作長押ししたときの動作
モバイルデータ「モバイルデータ」のON/OFFの切り替え【SIMカードとモバイルネットワーク】設定画面へ
Wi-Fi「Wi-Fi」のON/OFFの切り替え【Wi-Fi】設定画面へ
Bluetooth「Bluetooth」のON/OFFの切り替え【Bluetooth】設定画面へ
機内モード「機内モード」のON/OFFの切り替え【接続と共有】設定画面へ
自動明るさ調整「明るさ自動調整」のON/OFFの切り替え【明るさのレベル】設定画面へ
Google Pay
ウォレット
「ウォレット」アプリが開きます。
サイレントモード「サイレントモード」のON/OFFの切り替え【サウンドとバイブレーション】設定画面へ
スクリーンショットスクリーンショットを撮影する「ギャラリー」アプリを開く
懐中電灯「懐中電灯」の点灯/消灯
向きをロック「画面の自動回転」のON/OFFの切り替え【ディスプレイ】設定画面へ
ロック画面画面をオフにして、ロックする
スクリーンレコーダー「スクリーンレコード」の開始
スキャナーQRコード等の読み取り
読書モード「読書モード」のON/OFFの切り替え【読書モード】設定画面へ
ダークモード「ダークモード」のON/OFFの切り替え【ディスプレイ】設定画面へ
DND「Do Not Disturbモード」のON/OFFの切り替え【サウンドとバイブレーション】設定画面へ
バッテリーセーバー「バッテリーセーバー」のON/OFFの切り替え【バッテリーセーバー】設定画面へ
ウルトラバッテリーセーバー「ウルトラバッテリーセーバー」のON/OFFの切り替え【ウルトラバッテリーセーバー】設定画面へ
キャスト「キャスト」のON/OFFの切り替え【キャスト】設定画面へ
Miシェア「Miシェア」のON/OFFの切り替え【Miシェア】設定画面へ
フローティングウィンドウ今開いているアプリをフローティングウィンドウにする
バイブレーション「着信時のバイブレーション」のON/OFFの切り替え【サウンドとバイブレーション】設定画面へ
ホットスポット「ポータブルホットスポット」のON/OFFの切り替え【ポータブルホットスポット】設定画面へ
ニアバイシェア
QuickShare
「ニアバイシェア」による受信が可能になります。【ニアバイシェア】設定画面へ
NFC「NFC」のON/OFFの切り替え【接続と共有】設定画面へ
位置情報「位置情報へのアクセス」のON/OFFの切り替え【位置情報】設定画面へ
フォーカスモード「フォーカスモード」のON/OFFの切り替え【フォーカスモード】設定画面へ
おやすみ時間モード「おやすみ時間モード」のON/OFFの切り替え【おやすみ時間モード】設定画面へ
セキュリティとプライバシー
パフォーマンスモード
「パフォーマンスモード」のON/OFFの切り替え【バッテリーとパフォーマンス】設定画面へ
*:【Android 12】の新機能(改善)
**:【Android 13】の新機能

Redmi Note 11 Pro 5G】のみにあるアイコン

「Dolby Atmos」:タップごとに、利用する/しないの切り替えができます。長押しすると、【サウンド効果】設定画面が開きます。

6.コントロールセンター(クイック設定)からできること

 コントロールセンター(クイック設定)からは、アイコンの操作による機能のON/OFFを切り替え等のほかに、次のことができます。

左:新しいバージョン 右:古いバージョン

①輝度(画面の明るさ)の調節
②メディア音量の調節
③端末の「設定」画面を表示
④「コントロールセンター(クイック設定)」の編集

当記事はここまです。完読ありがとうございます。以降、関連記事一覧等になります。

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